フランスのスリとかジプシーとか
【ヨーロッパ旅行記10】
気をつけろ気をつけろと散々言われたわりに、
今回のツアーでスラれた人が約ニ名(ひとりは未遂)。
「あらあら、あんなところにもスリがねぇ~」
…と、オシャレマダム4も言ってます。言ってない。
(そしてこの写真はフランスではなくベルギーのブリュッセルです)
まずひとりは、ポケットの中の財布をスラれて、でもたぶん
スリ慣れていない人だったのか、失敗してブツを地面に落としてしまい、
彼らが拾おうとしたところを、ツアー仲間の強気なオバチャンが、
スリの頭をこれでもかとひっぱたいて、無事にスリを撃退したそうな。
彼女の活躍がなかったら、あの人に心の平安はなかったでしょうね。
スリは白人男性ふたり組だったそうです。こわいこわい。
あとのひとりは、コートのポケットに入れていたはずの小銭と
地下鉄の回数券が、いつのまにか消えていたんだって。
記憶違いじゃないの?とこちらは思うけれども、
本人としては「いや、あそこに行った時は確実にあったのに」、とのこと。
何処でスラれたかすら特定できない、あれはジプシーマジックです。
(↑これはフランスじゃないかも)
ガトリフの映画の影響で、ジプシーにはなんだか憧れのようなものがある
私ですけれども、今回本物のジプシーというのを目の当たりにして、
その服装、纏う空気の違いに、多少ビビったことは確かです。
観光客のごった返す広場の入り口に、じっと一人で立っていた女の子。
頭に被ったスカーフから覗く瞳が、とても力強くて印象的でした。
(獲物を探してたのか!?)
(↑まったく人のいなかった、オルセー美術館近くの教会)
また地下鉄の車内で、何かを訴えかけるかのように歌う、
オバサンジプシーにも遭遇しました。
しゃがれた声と、哀愁を帯びたメロディーに、思わずそちらを見ながら
聞き入ってしまったけれど、あれは目が合ったならどうなっていたんでしょう。
お金をせびられでもしたのかな。
(↑左の広告は街に溶け込んでて素敵)
あと見たのはオペラ座の、そこは入っていいんですか!?
ってな場所で雨宿りをしていた一家。
あれもジプシーだったのでしょうか。
「ほら!あの遠くにちっちゃく見えるのがエッフェル塔ダヨ!!」
(↑近くから撮った写真なんて載せやしません)
物乞いも、何人か見かけました。
言葉はわからないけれど、哀れを誘うその流暢なセリフ回しに、
こいつベテランだな、と思わせるものがありました。
(↑お世話になったスーパー)
驚いたのは、パリのホームレス。
街中で、道のど真ん中に寝ていましたよ。
人通りも多いのにね。
日本では、建物の壁すぐ横なんかにダンボールハウスが
建設されていることを思うと、日本人はやはり慎み深いのかしら。
端っこが好きな民族ってだけかもしれないけれど。
とはいっても、道のど真ん中で寝ていたのは、
その人ひとりしか目撃していないので、パリホームレス界の中でも、
あの人はもしかしたら異端なのかもしれません。
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